トライ-アングでした。
■トライ-アング(Tri-ang)は、戦前〜70年代にあった英国の玩具会社で、アンティークな鉄道模型や船舶モデル分野でのビッグネームです。
■自動車モデルでは、ディンキーと並ぶコレクターズアイテムとしてあまりにも有名なSPOT-ONがあり、このほか、MINIC
MOTORWAYSというシリーズがあります。
■お題の250LMの裏面には「TOP GEAR」と入っており、どうやらこれがトライ-アングの小スケールシリーズらしいのですが、香港製というだけで、その詳細はまったくわかりません。
■なにぶん販売価格が安い小スケール故、おそらくコストを下げるため香港で製産したものと思われます。トライ-アングには同様に、船舶モデルのシリーズにも香港製のものがありました。
■このように香港物には、現在のmade in chinaと同じように、著名なメーカーがまともな金型で製産したものも見られたのです。ミニ・ディンキーしかり、トライ-アングしかり……初期のホットホイール、いわゆるレッドラインにもmade
in honng kongの文字が刻印されていました。
TOP GEAR by Tri-ang
フェラーリ 250LM(裏面)
(#113)
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#113ということは、たとえ#100からはじまっていたとしても、そこそこのラインナップがあることになる。う〜、全貌が知りたい。
フロントタイヤの下が妙に出っぱっているのは何故? |
(各画像をクリックすると640×480サイズで見られます。)
TOP GEAR by Tri-ang
シボレー スティングレイ
(#112)
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なんとなく、スロットカーっぽいフォルムなのは気のせいか。(トライ-アングは、スロットカーもリリースしている。)
初代スティングレイといえばミニ・ディンキーからも出されているが……。 |
■いずれにせよ、ワイキキにとって謎に満ちたブランド、詳細についてご教示いただければ幸いです。
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