ネット普及以前のコレクション・スタイルと言えば、
定期的に専門店に通う
→ 未知のブランド、未知のモデルを発見
→ 小躍り
→ 脳内データベースに蓄積
といったものだったのですが、ここ数年は、まず情報を仕入れることが先にあり、それからモデル実物の入手、というように流れが変わってきています。
ネットを通じなければ、とてもじゃないけどもわからなかったような情報をたやすく仕入れられる一方、「お宝」との出会いにしても、実物そのものよりも「お宝についての情報」とまず出くわすことが圧倒的に多くなりました。
様々なブランドでの限定品のラッシュも、「お宝があるぞ〜」というネットでの公式な、また非公式なあおりがあってこそビジネス的に成り立つものであることは疑いの余地がありません。
……などと理屈をこねくり回してみても、いざ「お宝」に出くわすと非常に嬉しいものですね〜（笑）。画像のサンビーム・アルパインも、存在そのものはネット情報で知ってはいましたけど、今まで一度もお目にかかったことのなかったモデルです。
英国のサンビーム社と言えば我が国ではかなりマイナーな部類ですが、スポーツタイプのアルパインは、MGAやオースチン・ヒーレー、トライアンフのTRシリーズと並ぶライトウェイトスポーツの代表格として、欧米のマニア達の間では相変わらず人気が高いようです。
さて、マイナーな車種とくれば、本サイトでは希少車かどうかの検証が待っています。結論から言うと、ワイキキは希少車だと思います。
「いやいや、サンビーム・アルパインといやあ、最近、某有名映画の劇中車シリーズの一台としてちゃんとリリースされているではないか！」という反論も当然あるかと思います。いえいえ、アレとは大きく違うのですよ。前期型、後期型とかいうような差のレベルではありません。
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さて、このアルパインとアレとの違いは？
そして、このモデルのブランドは？
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